働き方改革が叫ばれて数年が経過し、リモートワークや時短勤務、テクノロジー活用など、多くの施策やソリューションを導入する企業が増えている。
しかし、働き方改革には、「生産性向上」「社員の幸福の実現」「人生100年時代の大人の学び」など、多くの意味が含まれており、各社の解釈にも違いがある。
そんななか、経営戦略として「働き方改革」を位置づける日本マイクロソフトは、ドラスティックな改革によって大きな結果を出している。
2019年12月10日(火)に東京・虎ノ門ヒルズフォーラムで開催された「Next Culture Summit」では、マイクロソフトがグローバルで行ってきたカルチャー変革に始まる、日本マイクロソフトの取り組み事例を紹介。
後半では、「未来のWorkstyle」がつくり出す企業競争力、その先の未来にある従業員の幸福についてセッションを実施。
日本マイクロソフトの石田圭志氏と山本築氏、アジア最大規模の働き方の祭典「Tokyo Work Design Week」オーガナイザーで&Co., Ltd代表取締役の横石崇氏によるパネルディスカッションの様子をリポートする。
イベント出演者
日本マイクロソフト株式会社
Microsoft 365ビジネス本部 本部長
山崎 善寛 氏
2003年にプリセールスエンジニアとしてマイクロソフトに入社し、ソリューション営業としてクラウド製品の営業、グローバルセールスチームのマネージャー等を担当。現在はMicrosoft 365 製品のマーケティングおよびオペレーション部門を統括し、Teamsなどの製品を通じて日本企業の働き方改革を支援。
日本マイクロソフト株式会社
Microsoft 365 ビジネス本部 プロダクトマネージャー
山本 築 氏
&Co.,Ltd. 代表取締役 / Tokyo Work Design Weekオーガナイザー
横石 崇 氏
多摩美術大学卒。広告代理店、人材コンサルティング会社を経て、2016年に&Co., Ltd.を設立。ブランド開発や組織開発などを手掛けるプロジェクトプロデューサー。毎年11月に開催している、アジア最大規模の働き方の祭典「Tokyo Work Design Week」では7年間で、3万人の動員に成功。鎌倉のコレクティブオフィス「北条SANCI」支配人。著書に『これからの僕らの働き方』(早川書房)、『自己紹介2.0』(KADOKAWA)がある。